アイスダンス村元&高橋 転倒「悔しい」
◇第90回全日本フィギュアスケート選手権大会(12月23日、さいたまスーパーアリーナ)
23日、アイスダンスの村元哉中/高橋大輔ペアがアイスダンス前半のリズムダンスに臨みました。
演技途中で転倒などがあり得点は63.35で2位。大会4連覇を目指す、小松原美里/小松原尊ペアが68.16でトップに立ちました。
演技を終えた高橋選手は「転倒があって普段練習でもしたことないミスが出てしまって悔しい気持ちでいっぱいです」と話し、村元選手も「普段しないミスだったのでちょっと動揺した。これも経験の1つなのでよくはないんですけど、切り替えていけたら」と先を見据えました。
転倒の原因はお互いのいく方向が違ったところでぶつかってしまったと明かした村元、高橋両選手。
北京五輪も見据えてのプレッシャーもあったのかと問われた高橋選手は「北京というのは頭のどこかにありましたし、全日本選手権でいい結果を残したいという気持ちとかいろんなものが重なって緊張感は高かった」と話しました。
25日に行われるフリーダンスに向けて村元選手は「1日空くので気持ちを切り替える時間もある。何点差とかは考えず演技をするということだけに集中したら結果はついてくる」と話し、高橋選手も「失うものもないなって感じで攻めた気持ちで思いっきりやれれば。やるべきことをやるしかない」と意気込みました。
写真:松尾/アフロスポーツ