◇プロ野球パ・リーグ ロッテ1-3ソフトバンク(31日、千葉・ZOZOマリン)

2点を追うロッテは9回に佐藤奨真投手(23)がプロ初登板のマウンドへ。

2020年の育成ドラフト4位指名を受けロッテに入団し、今シーズンはオープン戦で3試合に登板した佐藤投手はすべての試合で無失点とアピールに成功。開幕前に念願の支配下選手契約を結びました。

ストレートの球速は140キロにも満たないながらも、100キロのスローカーブを得意とし、緩急をつけたピッチングが特徴の佐藤投手。

この試合でも1番、三森大貴選手から139キロのストレートで三振を奪うなどソフトバンク打線を3者凡退に抑える完璧なピッチングを見せました。

プロ初登板を終えた佐藤投手は「程よい緊張感の中でまずはゼロに抑えられてよかったです。やっと支配下選手になったという実感が湧きました。次は勝ちにつながるような投球をしたいと思います」と意気込みました。