◇WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準々決勝ラウンド 日本9-3イタリア(16日、東京ドーム)

準々決勝でイタリアを9-3で下し、決勝ラウンドへ駒を進めた侍ジャパン。試合後にヌートバー選手が取材に応じ、今後へ決意を語りました。

この日、5打数1安打だったラーズ・ヌートバー選手は「最高でした。翔平(大谷翔平選手)が良いピッチングをして、チームのためにバントもしてくれて、そこからほかの選手もよく打ってくれた。チーム一丸となって勝てたと思います」と充実した表情で試合を振り返ります。

侍ジャパン初の日系選手として代表入りを果たすと、チームをけん引する実力に加え、明るいキャラクターでも日本のファンを虜にしてきたヌートバー選手。

しかし16日のイタリア戦で日本でのプレーは見納めとなり、SNS上では「ヌートバーロスは不可避」「大会終了が怖すぎる」「どうか侍魂を忘れないで～」など早くも“ヌートバーロス”を懸念する声が上がっています。

そんな中、ヌートバー選手は日本のファンへ「日本大好き、みんなありがとう」と満面の笑みを見せながら日本語でコメント。

「日本でプレーできて、心の底から感謝している。ありがとうございました」と英語で感謝を述べたヌートバー選手。アメリカで行われる準決勝・決勝に向けて「マイアミに行って、トップ4の野球の国と対戦できることも、環境にいられることも楽しみ。優勝を目指すしかないです」と表情を引き締めました。