◇MLB マイアミ・マーリンズ 1-0 ミネソタ・ツインズ(日本時間5日、ローンデポ・パーク)

おととし右肘を手術し、591日ぶりの公式戦登板となったツインズの前田健太投手。

5回を投げ、9奪三振1失点と好投を見せますが、対するマーリンズのアルカンタラ投手が完封し、復帰戦は黒星となりました。

それでも前田投手は「勝てなかったのは残念ですけど、ピッチングの内容も良かったですし、こうやってまたメジャーのマウンドに立てたことはすごく僕自身うれしいですし、いい一日になったかなとは思います」と前向き。

さらに今季から導入された『ピッチクロック』については「試合が進むにつれて、うまく活用できる部分もあると思います」と意外な回答をしました。

「やっぱり今は、どうしても時間に追われながらというか、(時間が)過ぎないようにと考えてしまいますけど、そこで時間ギリギリまで(ボールを)長く持ってみたり、バッターもタイムが1回しか取れないので、うまくその時間を使えるように今後なっていければ、このルールを有効に使えると思う。決まったルールの中で自分がうまく活用できるように努力したいなと思います」とルールを活用して戦略を立てていくとしています。