FIFAワールドカップで日本と同じグループEに所属するドイツ代表。そのメンバー発表で大きなサプライズとなったのが、ドルトムント所属、17歳のユスファ・ムココ選手の代表初選出です。

ムココ選手は幼いときから“神童”と呼ばれ、14歳のとき17歳以下のリーグに出場し25試合46得点。さらに15歳のときは19歳以下のリーグに出場し、20試合で34得点と、常に飛び級で圧倒的な成績を残していました。

すると2020年、16歳1日とドイツリーグに史上最年少出場を果たし、16歳28日で史上最年少ゴールを記録しました。

あまりの活躍ぶりに年齢詐称の疑いをかけられたこともあったムココ選手。またその報道が過熱したことがストレスとなり、サッカーを辞めたいと思ったこともあったといいます。

それでも周囲の支えで立ち直り、今季リーグでは14試合6ゴール3アシストの活躍を見せ、ドイツ代表に初選出されました。

23日に行われる日本戦に出場すれば、ドイツ史上最年少デビューとなります。