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女子バスケ「銀」メンバー・三好南穂(28)が今季限りでの現役引退を発表「今シーズンで限界」

2022年3月30日 22:23
女子バスケ「銀」メンバー・三好南穂(28)が今季限りでの現役引退を発表「今シーズンで限界」
今シーズン限りでの引退を発表した三好南穂選手 (写真:アフロスポーツ)

女子バスケットボールの日本代表として東京五輪で銀メダルを獲得した三好南穂選手(28=トヨタ自動車アンテロープス)が30日、今シーズン限りで現役引退することを発表しました。

三好選手は2016年のリオ五輪では日本のベスト8進出に貢献すると、2021年に行われた東京五輪では3ポイントシューターとして5試合に出場。トータル4本のスリーポイントシュートを決めるなど日本バスケットボール界初の銀メダル獲得に貢献しました。

三好選手は「引退を決意したのは、自分自身の体、そしてメンタルともにトップレベルのパフォーマンスを維持することは今シーズンで限界かなと感じたからです」とコメントしました。

3月下旬に終了した国内リーグのレギュラーシーズンでは、『3ポイントシュート成功率』と『フリースロー成功率』でリーグトップの成績を残していた三好選手。

「覚悟を持って迎えたシーズンでした。その結果、レギュラーシーズンでは、まさかの今までの私にはない成績を残すことができ、うれしくもあり驚いています」と自身でも驚きの成績だったことを明かしました。

Wリーグのプレーオフは4月2日から行われ、三好選手所属のトヨタ自動車アンテロープスは4月9日のセミファイナルから登場。三好選手にとってはファンの前で見せる現役最後のプレーとなります。

「私としては1人でも多くの方に、バスケットボール選手としての最後の姿を見てもらえたらうれしいなと思い、まだ数試合が残っているこのプレーオフ前のタイミングで発表させていただきました。今まで支えてくださったみなさんにコートで恩返しがしたいです。このチーム、このメンバーで、ひとつでも多く試合をして、優勝を目指します」と活躍を誓いました。

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