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元阪神バースが野球殿堂入り 今もあふれる“阪神愛”「日本一のチーム。ファンも日本一」 NPB6年で三冠王2回など大活躍

2023年1月14日 5:56
元阪神バースが野球殿堂入り 今もあふれる“阪神愛”「日本一のチーム。ファンも日本一」 NPB6年で三冠王2回など大活躍
野球殿堂入りを果たしたランディ・バースさん(写真:AP/アフロ、2015年撮影)
野球殿堂博物館は13日、「2023年野球殿堂入り通知式」を行い、アレックス・ラミレスさん、ランディ・バースさん、作曲家の古関裕而さんが野球殿堂入りしたことを発表しました。

監督・コーチを退任後6か月経過している人、または21年以上前にプロ野球の現役を引退した選手が対象となる「エキスパート表彰」で選出されたのは、元阪神のバースさん。

アメリカ出身のバースさんは、1977年にMLB・ツインズに入団。5球団を経て、83年に阪神に加入しました。

阪神では1年目から35本塁打を放ち主力に定着。3年目の85年にはチームの3番を担い、4番・掛布雅之さん、5番・岡田彰布現阪神監督とともに大活躍。打率.350、54本塁打、134打点と驚異の成績で三冠王とセ・リーグMVPを獲得。

日本シリーズでも3試合連続本塁打の活躍を見せて、阪神の球団創設後初となる日本一に大きく貢献しました。

翌86年も7試合連続本塁打の日本タイ記録を樹立するなど、打率.389、47本塁打、109打点の成績で2年連続三冠王に。特に打率.389は、今もなおシーズン最高打率として記録が残り続けています。

この日はVTRで通知式に参加。

阪神タイガースでプレーできたことに感謝しています。阪神タイガースは日本一のチームだと思っています。そしてファンも日本一です」と、“阪神愛”をつつみ隠さず明かします。

そして、球団初の日本一をつかみ取った85年シーズンを振り返り、「掛布雅之、岡田彰布、真弓明信とホームランバッターがそろっていました。タイガースでプレーするのは楽しかったし、チーム全員との関係も良好でした。阪神タイガースでの経験は素晴らしかった。とても楽しかったです」と、当時のチームを称賛しつつ、楽しみながらプレーしていたことを話しました。
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