競泳・東京五輪代表の小堀倭加選手が30日、4月から所属となるあいおいニッセイ同和損害保険株式会社の入社式と会見を行いました。

小堀選手は昨年の日本選手権800m自由形で優勝。世界選手権(短水路)400m個人メドレーで銅メダルに輝くなど、日本大学に在籍した4年間で輝かしい成績をおさめました。

本来ならば4月3日に行われる同期社員との入社式に臨む予定でしたが、大会日程と重なったため、一足早く一人で入社式。

そのため、同社所属の“先輩アスリート社員”であるプロランナーの川内優輝選手が同席。激励の言葉を受けると、小堀選手には笑みがこぼれる場面もありました。

社会人になっての意気込みを聞かれると「1番の目標としては2024年パリ五輪で決勝に進出すること。そのために400m自由形で日本記録を更新すること」と力強く答えました。

先輩・川内選手に聞いてみたいことを問われると「仕事と競技を両立するためにしていることは何ですか？」と質問。

これに対し、川内選手は「仕事のときと競技のときの気持ちの切り替えをしっかりすることが重要。仕事中は仕事、競技中は泳ぐことに集中することが両立しながら強くなる1番の秘訣(ひけつ)です」と新入社員の後輩に向け、アドバイスを送りました。

広報部に配属される小堀選手。社会人として最初の大会は4月4日に開幕する日本選手権となります。