来月8日に開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表に選出されている阪神・中野拓夢選手が15日、今オフ初の対外試合の振り返りとともに、WBCへの意気込みを語りました。

15日に今オフ初の対外試合に臨み、セカンドでスタメン出場し、3打数2安打と好調ぶりを見せた中野選手。打席内容については「追い込まれてもしっかり自分のスイングをできた。変化球を意識しながらまっすぐが来ても対応できた」と振り返りました。

また昨シーズンは、ショートで試合に出場していましたが、今シーズンから挑戦するセカンドの守備について「対外試合で初めてセカンドを守って、分からないこと、緊張していた部分があったが、ショートの木浪さん、ファーストの大山さんから声をかけていただいて自分自身楽にプレーすることができた」と手応えを口にしました。

また、17日からは侍ジャパンの強化合宿に参加する中野選手。

初のWBCに向けては「どんな起用になるか分からないが、自分が任されたポジションで自分の仕事をやっていければ日本の力になれる」と大会では与えられた役割を全うすることを誓いました。

さらに「自分のアピールポイントである『スピード』を日本で生かしていきたい。世界一をとって帰ってきます」とWBC制覇へ向け、強く意気込みました。