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「すみません、慣れていないので」巨人・山田龍聖 2軍戦で1回3奪三振と昇格アピール

2023年6月21日 12:00
「すみません、慣れていないので」巨人・山田龍聖 2軍戦で1回3奪三振と昇格アピール
巨人・山田龍聖投手
プロ野球イースタン・リーグ 巨人1-0ロッテ(20日、ジャイアンツ球場)

ジャイアンツ球場初のナイター開催となった一戦。巨人はオープナーを採用し、6人の投手で完封リレーを演じました。

1-0で迎えた6回、4番手でマウンドに上がったのは、まだ1軍での登板機会がないプロ2年目の22歳・山田龍聖投手。先頭の小川龍成選手を143キロのストレートで空振り三振に仕留めると、続く1番・友杉篤輝選手には146キロのストレートが高めに外れフォアボールを与え出塁を許します。

それでも2番・和田康士朗選手には146キロのストレートで見逃し三振。最後は3番・池田来翔選手をチェンジアップで空振り三振。緩急を使ったピッチングで1回打者4人に25球を投げ3奪三振無失点の好投を見せました。

この試合、ヒーローに選ばれた山田投手は「ピッチャー陣全員で0点に抑えることができたので、本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と完封リレーに喜びのコメント。スタンドのファンから「よかったよ、それが!」と合いの手が入ると、山田投手もガッツポーズを見せました。

さらに「課題の変化球だとかコントロールだとかも少しずつよくなってきて、それがこうやって結果として三振3つとれたのですごく自信になりました」と手応えを口にしました。

最後に意気込みを聞かれると「2年目の山田です。まだ1軍では登板ができていないので、今年こそは1軍で登板して、チームの…えー…あれ、すみません。えっと、チームの…えー…。あれ」と言葉に詰まる場面も。

それでも、「すみません、慣れていないので。チームの力になれるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!」と大きな声で締めくくりました。

これにはSNSのファンも「山田くん可愛い!」「初々しいヒロイン」「癒やされる♪仕事の疲れぶっ飛ぶわぁ~」と好意的なコメントを寄せています。

リリーフが不安視されている巨人で大きな戦力となれるか。1軍昇格に向け大きなアピールとなりました。
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