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【NFL】カウボーイズが4季ぶりプレーオフ勝利 エースQBが計5TDの大活躍

2023年1月18日 4:01
【NFL】カウボーイズが4季ぶりプレーオフ勝利 エースQBが計5TDの大活躍
5タッチダウンを挙げる活躍を見せたカウボーイズのプレスコット選手(写真左)と、敗れたバッカニアーズのブレイディ選手(写真右)(写真:AP/アフロ)
アメリカンフットボール・NFLは日本時間17日、ダラス・カウボーイズとタンパベイ・バッカニアーズによるワイルドカード最後の1試合がバッカニアーズのホームで行われました。

NFC第5シードのダラス・カウボーイズはクオーターバック(QB)のダク・プレスコット選手がチームの全5タッチダウン(TD)を挙げる活躍で、同第4シードのバッカニアーズに31対14で勝利。4シーズンぶりのプレーオフ勝利を挙げて、ディビジョナル・プレーオフに駒を進めました。

レギュラーシーズン最後の7試合で11インターセプトと精彩を欠いていた悩める司令塔が、ポストシーズンで覚醒しました。

プレスコット選手は、第1クオーターにタイトエンド(TE)のダルトン・シュルツ選手へ22ヤードのタッチダウンパスをヒットすると、ゴール直前1ヤードでは華麗なフェイクで相手守備を翻弄して自らエンドゾーンへボールを運んで得点。さらにシュルツ選手とのホットラインで11ヤードのタッチダウンパスを成功させ、カウボーイズが18点をリードして前半を折り返しました。

後半に入ってもプレスコット選手の勢いは止まらず。第3クオーターと第4クオーターにそれぞれタッチダウンパスを積み上げ、終わってみればパス33回中25成功で305ヤード、4タッチダウンの成績。

ランでも1つのタッチダウンをマークするなどエースらしいパフォーマンスを披露しました。カウボーイズの選手がポストシーズンで1試合5タッチダウン以上マークしたのは史上初の出来事です。

カウボーイズがプレーオフのロードゲームで勝利するのは、1992年シーズンのカンファレンス決勝サンフランシスコ・49ers戦以来。次のラウンドでは、その49ersの本拠地に乗り込んでの一戦となります。

敗れたバッカニアーズは、45歳のトム・ブレイディ選手が66回(35回成功)のパスを投げて2タッチダウンパスを通すなど孤軍奮闘の活躍を見せましたが、ランがわずか52ヤードに封じられるなど相手守備を崩すことができませんでした。