NBAのスパーズは日本時間21日、ビクター・ウェンバンヤマ選手(21)が右肩の深部静脈血栓症のため、今シーズンの残りの試合をすべて欠場する見込みであることを発表しました。

チームの発表によると、ウェンバンヤマ選手はカリフォルニア州サンフランシスコで行われたオールスターゲームを終え、サンアントニオに戻った際に右肩の深部静脈血栓症と診断されたといいます。

今シーズン46試合に出場し、1試合平均24.3得点、11.0リバウンド、3.7アシスト、リーグトップの3.8ブロックを記録。昨年11月に自身2度目となる1試合で5得点5リバウンド5アシスト5ブロック5スティール以上マークする「5×5」を記録しており、複数回「5×5」を達成したのはNBA史上3人目の快挙となります。

チーム関係者はESPNに対して、ウェンバンヤマ選手が来季開幕までには完全に回復すると考えていることを明かしています。

スパーズのクリス・ポール選手はウェンバンヤマ選手の欠場に、「辛い。彼がチームにとってどれほど重要な存在かを知っているからね。ただそれ以上に、彼がプレイすることをどれほど愛しているかを分かっているから」とコメントしています。