日本サーフィン代表がパリ五輪切符“第1号”を獲得! 優勝の五十嵐カノア、「試合5分前に波を見てアドバイス」で仲間へ好アシスト
ワールドゲームズでは試合前、日本選手一人一人にアドバイスを送った五十嵐カノア選手(左)、都筑有夢路選手(右)(写真:ZUMA Press/アフロ)
24日、米・カリフォルニアで行われたサーフィンの世界選手権(ワールドサーフィンゲームズ)で五十嵐カノア選手が優勝したことで、男子は国別団体1位となり、日本が24年パリ五輪出場「1」枠を獲得しました。
大会で監督を務めた日本サーフィン連盟の宗像富次郎副理事長、コーチを務めた井本公文副理事長が27日、成田空港に帰国し取材に応じました。
宗像氏は「最終日に(五十嵐)カノア選手が優勝してくれて男子の枠が獲得できた。カノア選手1人の力ではなく、村上舜選手(11位)、上山キアヌ久里朱選手(25位)が頑張ってくれた。パリ五輪出場権を、各競技の中でサーフィンが最初に獲得したことで、日本の先駆けになると思う」と話しました。
個人としても初優勝し、男子の団体優勝に貢献した五十嵐カノア選手。
大会の舞台が地元・ハンティントンビーチだったこともチームに好影響を与えました。
「大きかったのはカノア選手がチームの一員として徹してくれたこと。日本選手の試合5分前に波を見て、こと細かに一人一人にアドバイスをしてくれた。それが当たるんです」と日本勢活躍の秘密を明かした宗像氏。
24年パリ五輪、サーフィンの会場となるのは、波が大きく世界屈指の難所として知られるタヒチのチョープー。
日本では経験がない選手が多く「あの波に乗れる選手は限られている。その選手を選出し、強化していく。強化合宿で回数を重ねて現地でトレーニングをすることがすごく重要」と井本氏は経験の重要性を強調しました。
タヒチでの強化合宿は来年3月以降に行う予定で、男女各10名程度が選出される見込みです。
大会で監督を務めた日本サーフィン連盟の宗像富次郎副理事長、コーチを務めた井本公文副理事長が27日、成田空港に帰国し取材に応じました。
宗像氏は「最終日に(五十嵐)カノア選手が優勝してくれて男子の枠が獲得できた。カノア選手1人の力ではなく、村上舜選手(11位)、上山キアヌ久里朱選手(25位)が頑張ってくれた。パリ五輪出場権を、各競技の中でサーフィンが最初に獲得したことで、日本の先駆けになると思う」と話しました。
個人としても初優勝し、男子の団体優勝に貢献した五十嵐カノア選手。
大会の舞台が地元・ハンティントンビーチだったこともチームに好影響を与えました。
「大きかったのはカノア選手がチームの一員として徹してくれたこと。日本選手の試合5分前に波を見て、こと細かに一人一人にアドバイスをしてくれた。それが当たるんです」と日本勢活躍の秘密を明かした宗像氏。
24年パリ五輪、サーフィンの会場となるのは、波が大きく世界屈指の難所として知られるタヒチのチョープー。
日本では経験がない選手が多く「あの波に乗れる選手は限られている。その選手を選出し、強化していく。強化合宿で回数を重ねて現地でトレーニングをすることがすごく重要」と井本氏は経験の重要性を強調しました。
タヒチでの強化合宿は来年3月以降に行う予定で、男女各10名程度が選出される見込みです。