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【高校野球】福島県勢初Vへ聖光学院がベスト8 エース大嶋哲平が144球の熱投 打っては4番竹内啓汰が3安打3打点

2025年3月25日 6:10
【高校野球】福島県勢初Vへ聖光学院がベスト8 エース大嶋哲平が144球の熱投 打っては4番竹内啓汰が3安打3打点
9回144球の熱投を見せた聖光学院の大嶋哲平投手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇選抜高校野球2025 第8日目 2回戦 聖光学院(福島)7-4 早稲田実業(東京)〈25日、甲子園球場〉

福島の聖光学院が東京の早稲田実業を打ち合いの末に破り、12大会ぶりの準々決勝進出を決めました。

聖光学院は1回戦で延長10回123球を投げた大嶋哲平投手が先発。初回、早稲田実業の川上真選手にいきなりレフトへの2塁打を浴びると、ノーアウト1、3塁から3番・灘本塁選手に犠牲フライから先制点を奪われます。

さらに3回にはショートのエラーからランナーを出すと、山中晴翔選手、渡辺侑真選手の早実クリーンアップに連打を浴び、3回までに3点を失います。

それでもその直後、4回に打線が反撃。菊地政善選手と竹内啓汰選手の3番4番コンビで1点を返すと、1アウト1、3塁で7番の石沢琉聖選手が意表を突くセーフティースクイズ。悪送球を呼び込み1点差に迫ると、チャンスが続き2アウト1、3塁でエース大嶋投手が“ジエンゴ”のセンター前タイムリー。打者一巡の猛攻で3点を奪い、一気に同点に追いつきます。

勝負の分かれ目となったのは7回。早稲田実業が3番手で中島颯之介投手を送り出すと、1アウト2塁から3回にタイムリーをマークした4番竹内選手がレフトへの逆転タイムリーヒット。さらに早稲田実業が小俣颯汰投手へ交代するも、細谷丈選手、石沢選手が連続タイムリー。この回も3点を奪い、聖光学院が一気に早稲田実業を突き放しました。

エースの大嶋投手は終盤、守備陣の好守を受けながらピンチを切り抜け9回144球。気迫の投球でチームを勝利に導きました。

聖光学院はこれで第85回大会以来、12大会ぶりのベスト8が決定。福島県勢初のセンバツ優勝へ、26日に準々決勝を戦います。
最終更新日:2025年3月25日 6:10
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