◇プロ野球セ・リーグ 阪神3―1中日（17日、 甲子園球場）

先月15日に第1子となる娘さんが生まれパパとなったガンケル投手が先発した中日との一戦。

初回、中日の先頭・大島洋平選手にヒットを打たれ、味方のエラーなどが絡み先制点を許しますが、以降7回までパーフェクトピッチングを見せます。

8回には満塁のピンチを背負いますが、打たせて取るピッチングでピンチを抑え、ガンケル投手が勝利投手となりました。

ガンケル投手は“パパ”となって初めての勝利となり、今シーズン4勝目をあげました。

勝利した阪神は、4位に浮上しました。

▽以下、ガンケル投手のヒーローインタビュー

――1か月ぶり白星、今どんな思いですか？

「本当に勝つことが出来てうれしいです。最初のイニング少し荒れてしまったんですけど、そのあと落ち着いて投げきることが出来ました。8イニング投げたということで、きのう延長まで投げた中継ぎ陣を少しでも休ませることが出来たので本当によかったです」

――2回から7回までパーフェクトでした。

「相手チームが早いカウントから振ってきたので、攻めていこうという気持ち。低いところに集めて打たせていこうと、いい流れが作れてよかったです」

――8回1アウト満塁のピンチを耐えたのは阪神ファンもしびれましたよ。

「あの場面、1球1球投げることに集中しました。抑える気持ちが無失点につながりました」

――先月に娘さんが生まれてから初めての白星ですが。

「本当に特別な1勝になりました。まだ娘は幼いので、なにが起きたっていうのはわからないと思うんですけど、ただ娘が成長して見返したときに特別な1勝になればと思います。このあと帰って娘をかわいがって、娘にささげた勝利を楽しみたいと思います」

ーーファンに一言お願いします。

「タイガースファン、イツモアリガトウ」（日本語）