ことし1月の試合中に心停止で倒れたNFL、バッファロー・ビルズのダマー・ハムリン選手が7月31日のキャンプで、はじめて防具を着けたトレーニングを行いました。

ハムリン選手はことし1月2日の試合で、相手選手からタックルを受けた後に立ち上がったものの、直立不動のまま倒れ、心停止となりました。その後、回復し、4月にはプレーしても問題ないと医師からの診断も得ました。

アメリカメディアによりますと、キャンプが始まってからはここまで防具を着用することはなかったということです。練習後には会見を行ったハムリン選手。「何とも言えない気持ちです」と述べました。

「あらゆる感情がわき出てくる。初めて戻ってきたというか・・・なんて言っていいか分からない。正直にいうと、怖いという感情があったことは確かだよ」

ビルズはハムリン選手のペースに合わせての復帰を願っていて、ハムリン選手の実戦復帰がいつになるかは分かりませんが、ビルズは8月12日にプレシーズンの第1試合を控えています。