【箱根駅伝】日テレ担当アナが紹介・日本体育大学 75年連続出場なるも 忘れぬ「共に戦う大学への思いやり」
今回は市來玲奈アナウンサーが、予選会5位通過・75年連続75回目の出場となる日本体育大学を紹介します。
■歴史を持ちながらも忘れぬ精神「共に戦う大学への思いやり」
日本体育大学の75年連続出場は、現在続いている中で、最も長い連続出場記録です。長い歴史を持つ日本体育大学ですが、おごることない精神も持ち合わせています。
「忘れていないのが、共に戦う他大学への思いやりを持ってレースに臨むことです」
この精神は玉城良二駅伝監督が2020年7月の就任以来ずっと学生に伝え続けていたことです。
市来アナは「予選会では突破した喜びを静かに、まっすぐに受け止めている姿が印象的だったと思います」と、その時の様子を振り返りました。
■支え合ってきた4年生 藤本珠輝選手・盛本聖也選手
市來アナが注目している2人の4年生がいます。
1人目はエース・藤本珠輝選手です。
予選会は自身でも『競技人生の中で一番長かった故障』だというケガの影響で、無念の欠場となりました。
藤本選手は『チームに迷惑をかけた分、今回の箱根駅伝では何区でも走れる準備をして走りたい。どこを任されても大丈夫な状態に準備しておきたい』と意気込んでいます。
もう1人の注目選手が、キャプテン・盛本聖也選手です。
「藤本選手がケガをして苦しんでいたときに、一番支えていたのは盛本選手でした。予選会ではチームトップでゴール。今シーズン、キャプテンとしてこのチームを引っ張ってきた盛本選手の走りにも期待です」
また、市來アナは山崎丞選手、平島龍斗選手、田島駿介選手の1年生トリオも注目選手に挙げています。総合17位に沈んだ前回大会を玉城駅伝監督は『駅伝にならなかった。思い出したくない』と振り返りました。
伝統校として5年ぶりのシード権獲得となるのか、注目です。