日本体育大学は29日、アスレティックデパートメント2022年度強化指定選手認定式を行いました。

大学1年生で選出されたレスリング世界女王・藤波朱理選手は「本当に光栄です。これから強化指定選手という責任を持って、もっともっと活躍していきたい」と、気を引き締めました。

強化指定選手には20人が選ばれ、東京五輪金メダリストの柔道・阿部詩選手(4年)や、ボクシング・入江聖奈選手(4年)らも名を連ねています。

入学前から阿部選手に憧れ、4月に大学のエレベーターで、偶然乗り合わせた時には、自分から挨拶したと話す藤波選手。

「(阿部選手は)強くて、キラキラしていて、かわいくて。その日はスキップして帰りました。同じ強化指定選手に選んで頂けて、先輩たちに少しでも近づけるように頑張っていきたい」

藤波選手は、現在公式戦100連勝中。今年9月には2連覇のかかる世界選手権に出場します。

「世界選手権で2連覇して、冬にはパリ五輪の選考が始まってくる。そこでも勝って、パリ五輪につなげていきたい」と、意気込みました。