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回またぎの広島・栗林良吏相手に中日の高橋周平が執念の四球選ぶ タイムリーはこの日ノーヒットの岡林勇希

2022年9月20日 22:28
回またぎの広島・栗林良吏相手に中日の高橋周平が執念の四球選ぶ タイムリーはこの日ノーヒットの岡林勇希
中日の岡林勇希選手
プロ野球セ・リーグ 広島―中日(20日、マツダスタジアム)

延長11回、広島は守護神の栗林良吏投手が回またぎでマウンドにあがります。

この回、中日の先頭、高橋周平選手。粘りに粘った10球目、138キロのフォークを見逃し、フォアボールでノーアウトのランナーが出ます。ここで立浪和義監督は代走に三好大倫選手を送り、続く土田龍空選手はバントを試みます。しかし2球続けて、バント空振り。3球目はボールで見送ると、4球目はヒッティングに切り替えました。

これがサードへのゴロとなりますが、ぼてぼてなのが幸いし、併殺は逃れ、結果的にランナーを送った形に。1アウト2塁と得点圏にランナーが進みました。2アウト2塁となり、打順は1番の大島洋平選手に戻ります。カウント3-1から、佐々岡真司監督が申告敬遠を選びます。

これで2アウト1、2塁でこの日はヒットがない岡林勇希選手に打席が回りました。初球、カーブが決まると、マツダスタジアムからは大きな拍手が。しかし、2球目、カットボールをうまくレフト方向に打ち返すと、2塁ランナーの三好選手がかえり、中日が勝ち越しに成功しました。
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