13歳小野寺吟雲がスーツ姿で登場「もっと色々な技ができるように」スケートボード世界選手権銅で文部科学大臣から表彰
この白と黒の色づかいは「白黒はっきりつける」という今後の優勝への強い思いからチョイスしたといいます。また、UFOと書かれたプリントも小野寺選手の「宇宙に行きたい」という夢を表現した、細部までこだわったオリジナルのスタイルです。
2月の世界選手権では銅メダル、XGames Chiba 2023では金メダルと、史上最年少の快挙が続きました。世界中の注目を浴びても「プレッシャーは感じない。自分のやることをやるだけ」と常に自分を見つめる13歳。
6月にローマで行われたパリ五輪予選大会では、準決勝前の練習で手を剥離骨折するアクシデントがありました。
それでも、トップスケーターとして怪我の痛みを押し切り、勇敢に挑んだ準決勝では12位という結果を残しました。当時を振り返り「準決勝の練習で手を剥離骨折しちゃって、痛くて。でも優勝する気持ちで来ているから、痛みを忘れてやりました。準決勝まで頑張ってよかった。もっと練習してもっと上手くなりたい」とこの経験もポジディブに捉えています。
ローマでの大会後はその怪我の治療で練習ができなかった時期もあったそうで「いっぱい食べたり寝たり。あと海に行きました」と、最近の過ごし方を明かした小野寺選手。
この夏の一番の思い出について「シュノーケリングをして、いっぱい魚が見られて嬉しかった。もっといろんな魚が見たい」と、目を輝かせて語っていました。
9月には、スイス・ローザンヌで次のパリ五輪予選大会を控えています。「もっと色々な技ができるようにしたい。絶対優勝できるように、もっと上手くなって頑張ります」と意気込みを語りました。