【バスケW杯】渡邊雄太が河村勇輝の言葉に男泣き “代表引退宣言”でチーム一丸
勝利を喜ぶ渡邊雄太選手と河村勇輝選手(写真:AP/アフロ)
◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 1次ラウンドE組日本代表98-88フィンランド代表(27日、沖縄アリーナ)
歴史的な勝利の裏に、渡邊雄太選手の“代表引退宣言”が大きな影響を与えていたかもしれません。
今大会、アジア最上位になればパリ五輪の出場権を手にすることが出来ますが、渡邊選手は、「パリ五輪に出られなければ代表を引退する」と公言していました。
この発言に富樫勇樹選手は「雄太の代えはいない」、馬場雄大選手も「学ぶものが多い。やめてもらっては困る」とコメントしていました。
覚悟を持って大会に臨むはずだった渡邊選手でしたが、右足のけがの影響もあり満身創痍でプレー。この日も思うようなパフォーマンスができず、リード奪われる苦しい展開となります。
それでもこの状況を打破したのが22歳の河村勇輝選手でした。10点差で始まった第4クオーター、4本の3ポイントを全て決めるなど、このクオーターだけで15点奪う活躍。さらに3アシストもマークし攻撃をけん引。逆転勝利の立役者となりました。
歴史的な勝利の裏に、渡邊雄太選手の“代表引退宣言”が大きな影響を与えていたかもしれません。
今大会、アジア最上位になればパリ五輪の出場権を手にすることが出来ますが、渡邊選手は、「パリ五輪に出られなければ代表を引退する」と公言していました。
この発言に富樫勇樹選手は「雄太の代えはいない」、馬場雄大選手も「学ぶものが多い。やめてもらっては困る」とコメントしていました。
覚悟を持って大会に臨むはずだった渡邊選手でしたが、右足のけがの影響もあり満身創痍でプレー。この日も思うようなパフォーマンスができず、リード奪われる苦しい展開となります。
それでもこの状況を打破したのが22歳の河村勇輝選手でした。10点差で始まった第4クオーター、4本の3ポイントを全て決めるなど、このクオーターだけで15点奪う活躍。さらに3アシストもマークし攻撃をけん引。逆転勝利の立役者となりました。
試合に勝利すると、抱き合って喜び合う日本代表選手たち。その中には河村選手と渡邊選手もいました。
試合後、「今日はお荷物だったので、みんながやってくれました」と渡邊選手。河村選手との抱擁について話がおよぶと、言葉を詰まらせ「あいつが、『雄太さん、まだまだ引退させませんよ』って・・・。僕の言葉を、そういうふうに聞いてくれてたんだと思って、本当に頼もしい後輩です」と涙を見せました。
日本代表の大黒柱・渡邊選手の言葉でチームが一丸となり、つかみ取った勝利だったようです。