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【荷物130キロ】三木つばき スノボW杯2勝から帰国「母親の料理が食べたい」

2024年3月19日 11:02
【荷物130キロ】三木つばき スノボW杯2勝から帰国「母親の料理が食べたい」
スノーボードの三木つばき選手
スノーボード・アルペン女子の三木つばき選手(20)が18日、ヨーロッパで行われていたW杯を終え、日本に帰国しました。

三木選手は2024年1月、スロベニア・ログラでのW杯パラレル大回転で今シーズン初優勝。さらに2月、ポーランド・クリニカでのW杯パラレル大回転でも優勝を果たし、2年後のミラノ・コルティナ五輪に向け弾みをつけるシーズンとなりました。

午後8時過ぎ、スーツケース2個やスノーボードケース3個と約130kgの荷物を持って到着ロビーに姿を現した三木選手。その後の取材対応では第一声で「夜遅くまで待っていただきありがとうございます」と集まった報道陣を気遣いました。

今シーズンを振り返って三木選手は「ずっと(帰りの)機内で今シーズンどんな半年だったのか考えていた。一言で表すのであれば本当に充実したシーズンだった。今までは帰国まであと何日か数えることがあったが、今シーズンは帰国が待ち遠しいとか考えることがなかった」と話しました。

多くの国を訪れ、大会を戦っていく三木選手ですが、息抜きについて聞かれると「(自分のプレーの)ビデオを見ている瞬間、技術的なことについて考えているのがすごく楽しくてリフレッシュになっていた。(海外に)試合とか練習で来るとアスリートモードになる。それが集中力を切らさない理由にもなっているかなと思う」とストイックな一面を明かしました。

日本に帰ってきてやりたいことは「母親の料理を食べたい。自慢になっちゃうけど全部美味しい」と話した日本体育大学在学中の三木選手。今後は4月初旬まで春休みを送り、来シーズンに向けてのトレーニングに入るとのことです。