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ラグビー日本代表がW杯イヤー初勝利 終了間際には松島&堀江が必死の守りでトンガを下す

2023年7月29日 21:30
◇リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表21-16トンガ代表(29日、東大阪市花園ラグビー場)

世界ランク12位のラグビー日本代表は29日、同15位のトンガ代表を21-16で下し、ワールドカップイヤー初勝利を飾りました。

今年9月に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に向けた強化試合。22日の代表戦ではサモア代表に2点差の接戦で敗れています。

序盤はゴール前まで押し込まれる時間が続く中、なんとか耐える日本。すると前半20分、スクラムから左に展開、最後はジョネ・ナイカブラ選手がフリーで受け、先制点となる代表初トライを決めました。

その3分後にはトンガ代表にトライを決められ同点。それでも5-5のまま迎えた前半31分、李承信がPGを決めて8-5とリードすると、前半40分にはアマト・ファカタヴァ選手が22日のサモア戦に続く2試合連続トライを決めて13-5でハーフタイムを迎えます。

後半は両者点の取り合い。早々にトンガのウィリアム・ハヴィリ選手に2本のPGを決められ2点差に迫られた日本は後半13分、セミシ・マシレワ選手が右サイドからトライを成功。しかしその4分後にはサミュエラ・モリ選手にトライを決められ再び2点差となります。

それでも日本は後半から李承信選手と代わった松田力也選手がPGを決め5点差に引き離すと、終了間際には松島幸太朗選手や堀江翔太選手が日本のゴールラインを脅かすトンガ攻撃陣に対して必死の守り。リードを守り切りました。

前の試合で主将のリーチマイケル選手がレッドカードで3試合の出場停止になるなどチームは緊急事態。苦しみながらも2023年W杯イヤー初勝利を飾りました。
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