東京五輪金メダル 阿部詩・入江聖奈が日体大アスリート支援シンポジウムに登場「至れり尽くせりで感謝」
18日、東京五輪金メダルを獲得した柔道52キロ級の阿部詩選手とボクシングフェザー級の入江聖奈選手が、2人の通う日本体育大学のハイパフォーマンススポーツセンター(=HPSC)シンポジウムに登場しました。
日本体育大学は学生アスリートの可能性を広げるため、東京オリンピック・パラリンピックに向け、日体大アスリートサポートシステム(=NASS)と呼ばれるサポートシステムを2014年に発足。現在は「パフォーマンス分析」や「メディカル」や「心理」など6部門のサポートを行っています。
実際に阿部選手は6部門のうち「心理」を、入江選手は「トレーニング」「心理」「女性アスリート」などを利用していました。
阿部選手は心理サポートについて「月に1~2回のミーティングで頭の中を整理している、心理状態が悪ければより良くなるように試合に向けて進めていけている、私が聞いてほしかったらずっと聞いてくれる」と支援に感謝。
また、リモートで参加した入江選手は東京オリンピック日本代表決定戦の際に緊張について心理サポートで相談したところ「その緊張はみんなが経験できるものではないから楽しんで」と助言をもらい「ぜいたくな緊張だから楽しもうと思うことができた」と話し、またトレーニングについては「アドバイスをもらってパンチが決まりやすくなってパフォーマンスを引き出せた、至れり尽くせりの環境に感謝しています」と笑顔で語りました。