メジャーリーグ、ボストン・レッドソックスとの契約が報じられた吉田正尚選手について、ESPNが球団幹部やスカウトに取材。その結果「払いすぎだ」「なんていっていいか分からない」などと返信があったことを明かしています。

記事ではバットに当てる能力や、パワーもあるなど、吉田選手の能力を認めていて、「吉田選手は3500万から5000万ドルくらいかなと思っていた」としています。実際は9000万ドルと予想をかなり上回っていたため、記者が球団幹部やスカウトにメール。予想を上回った理由が何かあるのか聞いたところ、「ないと思う」「なんて言っていいか分からない」「レッドソックスは払いすぎだと思う」というものや「こっちとしても実際の（9000万ドル）の半分くらいだと思っていた」などの返信があったということです。

また、シカゴ・カブスの鈴木誠也選手が今季苦労していたことについても触れ、「日本の野球をメジャーに当てはめるのはとても難しい。成績に相違がある」としています。ですが、「とはいえ、レッドソックスがこの契約で全てを失ったわけでもない。吉田は素晴らしいチームプレーヤーとなるだろう。それだけでも、今回の契約の半分の価値はある。それに、今の段階での期待を上回る成績を出すかもしれない」とつづっています。