バドミントン日本代表が25・26日、世界選手権に向けた熊本合宿を公開しました。

初日は30度を超す暑さの中、桃田賢斗選手や山口茜選手などトップ選手たちが足場の悪い砂浜で約2時間、過酷なトレーニングに励みました。

続く26日、午前中は体育館でシャトルを使う前にフットワーク練習。桃田選手は地道ながら過酷な練習に大量の汗をかき、最後は大の字に倒れるほど限界まで自身を追い込みました。さらに午後には、日が照りつけ32度を超す中、陸上トラックで約2時間走り込みを行いました。

この過酷な合宿についてnews every.の陣内貴美子キャスターは「熊本の酷暑の中、砂浜や外でトレーニングをしていましたが、今回の合宿は地元日本で開催される世界選手権に向けてのもので、9割がトレーニング、1割がコートでの練習」と説明。

日本初開催となる8月の世界選手権は「結果を出さなければいけないというプレッシャーが必然とかかります」と選手たちの心境を代弁しました。

日本代表の朴柱奉ヘッドコーチからは「『厳しいトレーニングをやり遂げることで、体力と同時に精神的な強さを手に入れるのがこの合宿の最大の目的』だと聞きました」と合宿の狙いを解説。

「なんだか根性論のように思えるかもしれませんが、選手の顔を見ると、しんどい中にもすごく充実しているようにも見えます。苦しい練習の先にはきっと自分たちが手にしたい勝利が待っていると思って、この合宿を乗り切ってほしいと思います」と選手たちにエールを送りました。

7月27日放送『news every.より』