【J1順位表】残り4試合 優勝可能性は4チーム 湘南&横浜FC勝利で残留争いはし烈
川崎F4-2福岡(等々力陸上競技場)
◆得点者【川崎F】瀬川祐輔、小林悠、遠野大弥、宮代大聖【福岡】ドウグラス・グローリ、山岸祐也
後半終盤まで1-2でリードを許していた川崎Fでしたが、終了間際に猛攻。後半39分、ロングパスに抜け出した小林悠選手が完璧なトラップから同点ゴール。アディショナルタイムにはバフェティンビ・ゴミス選手の落としに遠野大弥選手が豪快に決めて逆転。さらにゴミス選手のクロスに宮代大聖選手が滑り込みダメ押しゴール。終了間際に3得点と攻撃力が爆発した川崎Fが劇的勝利を飾りました。好調だった福岡は5試合ぶりの敗戦となっています。
浦和2-0柏(埼玉スタジアム2〇〇2)
◆得点者【浦和】小泉佳穂、荻原拓也
浦和は0-0で迎えた後半にチャンス。後半8分、右サイドのダイレクトパスで崩し安居海渡選手がシュート、相手GKに防がれるも、こぼれ球を小泉佳穂選手が押し込み先制。さらにその4分後には中央突破からの攻撃、最後は小泉選手のラストパスに上がってきた荻原拓也選手が強烈シュートをネットに突き刺し追加点を奪いました。流れる攻撃から得点を奪った浦和が快勝。一方J1残留を争う柏は連勝とはなりませんでした。
新潟1-1鳥栖(デンカビッグスワンスタジアム)
◆得点者【新潟】鈴木孝司【鳥栖】小野裕二
先手を取ったのは新潟。前半アディショナルタイムに相手選手のハンドでPKを獲得し、鈴木孝司選手が決めて先制。しかし鳥栖もすぐさま右サイドからのクロスに小野裕二選手が頭で合わせて同点。後半両チームともゴールに迫るも、決定機を生かせずドロー。勝ち点を分け合う結果となりました。
横浜FC1-0FC東京(ニッパツ三ツ沢球技場)
◆得点者【横浜FC】井上潮音
J1残留を争う最下位横浜FCは前半32分、FC東京の前線からのプレスをしのぎボールを運ぶと最後は井上潮音選手が個人技でこじ開け得点。後半はFC東京に攻め込まれる時間帯も守備陣が踏ん張り、完封勝利。最下位こそ脱出はならなかったものの、残留争いにくらいつく勝ち点3を手に入れました。
名古屋1-0G大阪(パナソニックスタジアム吹田)
◆得点者【名古屋】藤井陽也
最近は2分4敗と6試合勝利から遠ざかっている名古屋は前半26分のCK、ショートコーナーから藤井陽也選手が打点の高いヘディングで先制。その後はGKランゲラック選手が再三にわたりスーパーセーブを見せるなどG大阪に得点を許さず。名古屋は8月13日以来のリーグ戦勝利、一方のG大阪は3連敗、6試合勝利がない状況です。
神戸3-1鹿島(国立競技場)
◆得点者【神戸】佐々木大樹2、井出遥也【鹿島】松村優太
首位神戸は前半から鹿島ゴールに襲いかかります。前半16分、左サイドで井出遥也選手が佐々木大樹選手がドリブル突破からクロス、これを佐々木大樹選手が頭で合わせ先制。さらに44分には武藤嘉紀選手のアウトサイドでのクロスに井出選手がヘディングで追加点。後半には佐々木大樹選手がこの日2点目となるゴールで3点目。鹿島に首位の力をみせつけた神戸が快勝、敗れた鹿島は今季のJ1優勝の可能性が完全に消滅しました。
横浜FM4-1札幌(日産スタジアム)
◆得点者【横浜FM】宮市亮、杉本健勇、エウベル、植中朝日【札幌】田中駿汰
逆転優勝に向けて神戸を追いかける2位横浜FMは攻撃陣が活躍。前半19分カウンターから宮市亮選手がスピードに乗ってGKとの1対1、最後は冷静なフィニッシュで先制点を奪います。後半には杉本健勇選手のボレーで追加点。終盤にもエウベル選手、植中朝日選手のゴールで4得点を奪い勝利。首位神戸を勝点4差で追いかけます。
湘南1-0京都(サンガスタジアム by KYOCERA)
◆得点者【湘南】大橋祐紀
J1残留争う湘南は前半39分、岡本拓也選手がドリブルで仕掛けPKを獲得。これを大橋祐紀選手が決めて先制することに成功します。終盤京都のを反撃をしのぎ、苦しみながらも勝ち点3を奪取。残留圏内の17位をキープ、最下位横浜FCとの勝点差は『1』となっています。
広島0-0C大阪(エディオンスタジアム広島)
◆得点者なし
C大阪は前半20分、GKキム・ジンヒョン選手のビルドアップからチャンスを作ると、最後はカピシャーバ選手のヘディング。しかし広島のGK日本代表の大迫敬介選手の好セーブに防がれます。一方の広島は前半45分、塩谷司選手のインターセプトから満田誠選手、加藤陸次樹選手がゴールに迫るも、C大阪GKキム・ジンヒョン選手の好セーブに防がれこちらも得点ならず。両チーム最後まで得点を奪えないまま、試合は引き分けに終わりました。