【卓球】「みうみま対決」はフルゲームの死闘 パリ五輪へ譲れない思いが激突
平野美宇選手(上)と伊藤美誠選手(下)【写真:アフロスポーツ】
◇卓球・2023全農カップ東京大会 女子準決勝(23日、東洋大学赤羽台キャンパス)
2024年パリ五輪の代表選考を兼ねた全農カップは23日、女子準決勝で平野美宇選手と伊藤美誠選手が激突。ゲームカウント4-3(7-11、11-7、7-11、4-11、11-4、11-9、12-10)で伊藤選手が勝利しました。
互いに1ゲームずつ取り合い、迎えた第3ゲーム。平野選手が勝負所でラリーの応酬を制すなど突き放し、ここから2ゲームを連取します。
追い込まれた伊藤選手は第5ゲーム、多彩な攻撃で11-4と取り返します。さらに続く第6ゲームは、平野選手が前後左右に揺さぶり、伊藤選手が必死に拾う長いラリーをみせると会場からは拍手が。それでも伊藤選手が11-9で接戦をものにし、勝負の行方は最終第7ゲームへ。
第7ゲームは平野選手が3-6とリードを許すとタイムアウトを取ります。すると再開後のロングラリーをもぎ取ると、そこから一気に6連続ポイント。流れは平野の選手に傾いたかに見えましたが、先にマッチポイントを握られた伊藤選手が執念の反撃。ミスを恐れず打ち抜いた伊藤選手の逆サイドへのフォアハンドがエッジボールとなりポイントを奪うと、一気に3連続ポイントで伊藤選手が逆王手。最後は平野選手のボールがアウトとなり、伊藤選手が勝利を掴みました。
現在パリ五輪の選考ポイントのランキングでは2位が平野選手、3位が伊藤選手。意地と意地がぶつかった試合を制した伊藤選手がその差を詰めることになります。
2024年パリ五輪の代表選考を兼ねた全農カップは23日、女子準決勝で平野美宇選手と伊藤美誠選手が激突。ゲームカウント4-3(7-11、11-7、7-11、4-11、11-4、11-9、12-10)で伊藤選手が勝利しました。
互いに1ゲームずつ取り合い、迎えた第3ゲーム。平野選手が勝負所でラリーの応酬を制すなど突き放し、ここから2ゲームを連取します。
追い込まれた伊藤選手は第5ゲーム、多彩な攻撃で11-4と取り返します。さらに続く第6ゲームは、平野選手が前後左右に揺さぶり、伊藤選手が必死に拾う長いラリーをみせると会場からは拍手が。それでも伊藤選手が11-9で接戦をものにし、勝負の行方は最終第7ゲームへ。
第7ゲームは平野選手が3-6とリードを許すとタイムアウトを取ります。すると再開後のロングラリーをもぎ取ると、そこから一気に6連続ポイント。流れは平野の選手に傾いたかに見えましたが、先にマッチポイントを握られた伊藤選手が執念の反撃。ミスを恐れず打ち抜いた伊藤選手の逆サイドへのフォアハンドがエッジボールとなりポイントを奪うと、一気に3連続ポイントで伊藤選手が逆王手。最後は平野選手のボールがアウトとなり、伊藤選手が勝利を掴みました。
現在パリ五輪の選考ポイントのランキングでは2位が平野選手、3位が伊藤選手。意地と意地がぶつかった試合を制した伊藤選手がその差を詰めることになります。