【箱根駅伝】日テレ担当アナが紹介・明治大学 良いチームワークの秘けつは小澤主将考案の「目標シート」
今回は弘竜太郎アナウンサーが、担当する予選会2位通過・5年連続64回目の出場となる明治大学を紹介します。
■エントリーの1/4 1年生が与える刺激
山本佑樹駅伝監督によると、今年の明治の持ち味は『チームワーク』。特に下級生が非常に楽しそうにやっているそうで、山本駅伝監督は『見ていて楽しく、その下級生を4年生がひとつにまとめているチームです』と語りました。
「その言葉通り、今回16人のエントリーのうち、1年生が4人入っています。1年生の底上げがチームに刺激を与えているんじゃないか」と弘アナは分析します。
■小澤大輝主将考案の「目標シート」で強まった団結力
弘アナがキーパーソンに挙げるのは、主将・小澤大輝選手です。
「本来だったら明治のキャプテンというのは学年ミーティングで決めるそうなんですが、この小澤選手は『今シーズンのチームのキャプテンは小澤しかいない』ということで、監督自らが指名した人物なんです」
そんな小澤選手が今シーズン、チームに取り入れたのは「目標シート」の作成です。毎月、選手それぞれが目標を手書きしたシートを寮の食堂に貼り出します。そうすることでそれぞれの目標を全員が共有できるというシステムです。これによって一人ひとりに目標への責任感が生まれ、練習間の会話も変化。チーム団結力がいっそう増したということです。
前回の箱根駅伝は総合14位、全日本大学駅伝も9位だった明治大学。今年のスローガン「返り咲け明治」、そして弘アナも「明治はこんなもんじゃない」と言葉を強くしたように、復活の走りにも注目です。