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自己ベスト更新の宇野昌磨「団体戦の演技が生きた」3位でフリーへ「挑戦して今後に生かす」

2022年2月8日 15:34
自己ベスト更新の宇野昌磨「団体戦の演技が生きた」3位でフリーへ「挑戦して今後に生かす」
男子SP3位の宇野昌磨選手【写真:エンリコ/アフロスポーツ】

◆北京五輪・大会5日目(2月8日)、フィギュアスケート男子シングルショートプログラム

フィギュアスケート男子シングルショートプログラムが8日に行われ、宇野昌磨選手が出場しました。

宇野選手は、冒頭の4回転フリップを成功させると、途中4回転ジャンプと3回転ジャンプのコンビネーションジャンプで手をつくミスはあったものの、全てのジャンプを着氷。

団体戦予選で記録した自己ベストをさらに上回る105.90点をマークし、今大会2度目の自己ベスト更新と、男子フリープログラムへ向けて好発進を切りました。

宇野選手が出場する男子シングルフリープログラムは2月10日に行われます。

【男子SP主な結果】※数字はスコア
1位 ネイサン・チェン(米国) 113.97(世界最高得点)
2位 鍵山優真 108.12(PB)
3位 宇野昌磨 105.90(PB)
8位 羽生結弦 95.15

以下、競技を終えた宇野昌磨選手の直後のインタビュー

 ◇   ◇   ◇   ◇

――ショートプログラムを終えて?

「4回転3回転、手はついてしまったんですけど、ほとんど単発の4回転、3回転は練習することは今はなく、ほぼ4回転3回転で練習している。あとはもう試合で失敗していきながら、挑戦していって今後に生かす。それが自分にとって必要だと思っていたので、失敗になってしまったんですけど、ステファン(・ランビエール)コーチも『あれはいい挑戦だった。次につながるために必要不可欠だった』と言っていたので、ぼくもそう思います」

――団体戦を経ていい効果はありましたか?

「やはり(競技が)夜ではないので、体が切れている状態ではなかったけど、団体戦で経験しているからこそ、この状況でもいつも通りの演技ができる。あとはスピンのレベルの取りこぼし、ステップの取りこぼし、それを団体戦でわかっていたからこそ、この個人戦でどこを気をつけたらいいのかわかっていたので、団体戦の演技が生きた個人の演技だったと思う」

――フリーに向けては?

「今から特別何かを得るような練習が必要かとは思わないけど、今日までやってきた練習通りのことをまた明日、あさってでこなして、たとえその中で失敗しても、その失敗はきっと今後の自分に必要なことだったと思えるような演技をできたらなと」

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