今季世界で活躍する16歳の安楽宙斗選手(写真:AP/アフロ)
8月にスイスで行われるスポーツクライミングの世界選手権。ボルダーとリードの成績で争う複合種目で、3位以内に入ればパリ五輪の代表内定が決まります。
初のオリンピック出場に期待がかかるのが16歳の高校生、安楽宙斗(そらと)選手(千葉・八千代高校)。
今季からシニアのワールドカップに出場。ボルダーでは全6試合中4試合で決勝に進出し、年間総合優勝。そして得意種目であるリードでは、今月15日に行われたワールドカップ第4戦で初優勝。日本で今、最も勢いのある若手クライマーであり、パリオリンピック代表への期待が高まります。
初のオリンピック出場に期待がかかるのが16歳の高校生、安楽宙斗(そらと)選手(千葉・八千代高校)。
今季からシニアのワールドカップに出場。ボルダーでは全6試合中4試合で決勝に進出し、年間総合優勝。そして得意種目であるリードでは、今月15日に行われたワールドカップ第4戦で初優勝。日本で今、最も勢いのある若手クライマーであり、パリオリンピック代表への期待が高まります。
20日に千葉県内のクライミングジムで公開練習を行った安楽選手。
自身のスタイルを聞かれると「簡単そうにふわふわと登るから、ふわふわクライマー」と笑顔で回答。パワーといったフィジカルでは他の選手より優れていないという安楽選手。しかし、抜群のボディーバランスや繊細な体重移動を駆使することで、次々と課題をクリアしていく姿を今季は見せてきました。
1か月後に迫ったパリ五輪代表がかかる世界選手権は初めての出場。「オリンピックに出るためよりも、自分がどれくらい通用するのか試していきたい」と、世界最高峰の舞台での戦いに喜びを感じていました。
