日本ラグビー協会は24日、9月に開幕するW杯フランス大会に向け、日本代表の合宿参加メンバー46人を発表。初選出されたクボタスピアーズ船橋・東京ベイ（以下、東京ベイ）の木田晴斗選手がオンライン取材に応じました。

今季リーグ2位の16トライを奪い、ベストラインブレイカー賞に輝いた木田選手。さらに20日のプレーオフ決勝では後半29分に逆転トライを決め、東京ベイの初優勝に貢献しました。

「今シーズン活躍すればチャンスはあると思っていた。代表は目指していた場所だが、まだ目標を達成した訳ではない。スタート地点なのでここからが勝負」と話しました。

木田選手の武器は“ラン”と、タックルを受けてもブレない“体幹”。実は小学生の頃に空手の世界大会で優勝経験がある木田選手。空手をやっていた頃から自然と体幹が強化され、また父の教えでメンタルも強化されたといいます。

「空手をやっていた時からみんなの前で世界一、日本一になると言っていた。父の教えで夢を大きく持つこと。『頑張ります』じゃなく、（夢や目標を）しっかり口に出すことで自分にもプレッシャーかかるし、それに勝てるような選手になる」と木田選手は力強く語りました。

6月から浦安での合宿がスタートするラグビー日本代表。「ジャパンでアピールして試合に出たい」と意気込みました。