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藤浪晋太郎 3回途中に8失点でKO 次回登板についてコッツェイ監督「時間が必要」

2023年4月23日 14:57
藤浪晋太郎 3回途中に8失点でKO 次回登板についてコッツェイ監督「時間が必要」
藤浪晋太郎投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLBレンジャーズ18―3アスレチックス(日本時間23日、グローブライフ・フィールド)

アスレチックスの藤浪晋太郎投手が、メジャー初勝利を目指して4度目の先発登板。3回途中で被安打7、4四死球で8失点となり、降板しました。

試合後のインタビューでは、「まっすぐがボールになったところで、ストライクゾーンに入った変化球をガーンと打たれている」と試合を振り返っていました。

コッツェイ監督は、藤浪投手に対して「ストレートの自信を取り戻させ、ストライクゾーンに投げられるようにする必要がある」と話し、次回登板については「判断するのには時間が必要です、今夜は結論は出ません」とコメントしました。

◇以下、藤浪投手のインタビュー

――終始制球に苦しむ登板でしたね
「おっしゃる通りですね」

――2回、ストレート中心の組み立てだったと思いますが、どのあたりが上手くいかなかったでしょうか
「ストレートでストライクゾーンにしっかり投げられなかったこと、思った通りにコマンドできなかったことですね」

――初戦、レイズ戦、メッツ戦は立ち上がりは良かったと思うのですが、今回苦しんでしまったのはマウンドに上がる時の心境の変化などがあったのでしょうか
「特に心境の変化はなかったですけど。技術的にですかね」

――ストレートは悪いとは感じなかったのですが、そのあたりはご自身でいかがでしょうか
「バラツキが自分の中で大きかったので、決して悪い球ではなかったのですけれど。今思えば打たれているのは変化球ばかりなので。自分がやられるパターンはいつもそうですし、まっすぐがボールになったところで、ストライクゾーンに入った変化球をガーンと打たれているので。今振り返ればもっとまっすぐで投げていってもよかったと思います」

――スプリットもいい所には投げていましたが、しっかり打たれてしまっていました。そのあたりはどう感じてますか
「高さは悪くなかったでしょうけど。やっぱりあれだけボールになると、バッターもある程度絞ってくるでしょうし。そのあたりでいかにいいボールを投げたとて、狙われていれば打たれると思います」

――研究されているとご自身で感じられていますか
「データは取られていると思いますし、自分が現状、特にこの試合はそれ以上のものを出せなかったので、そういう結果になると思います。データを取られるのは当然のことなので、それを上回っていく何かを出していけるようにしたいと思います」

――次回に向けてどのような課題を考えていますか
「そうですね、フォーシーム(直球)で苦しむことがないようにできれば、もっと、楽にではないですけど、簡単にカウントを取ることができると思いますし。フォーシームはすごく打たれている訳ではないので、もう少し自信を持ってストライクゾーンに投げ込めたらいいと思います」