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【夏の甲子園】北海が浜松開誠館にサヨナラ勝ちで3回戦進出

2023年8月14日 15:36
◇第105回全国高等学校野球選手権記念大会2回戦 北海(南北海道) 3-2 浜松開誠館(静岡)【14日、甲子園球場】

台風接近にともなう天候不良が予想されるため、5回終了時に10分間の休憩を取るクーリングタイムを実施しないことが発表されたこの日。

南北海道代表・北海が、静岡県代表・浜松開誠館にサヨナラ勝ちし、3回戦進出を決めました。

北海は4回、浜松開誠館・先頭の本多駿選手にツーベースヒットを打たれると、続く5番・吉松礼翔選手に犠牲フライを打たれ、先制を許します。

それでも7回、先頭打者・幌村魅影選手がレフト前ヒットを打つと、続く大石広那選手の送りバントを浜松開誠館・広崎漣投手がフィルダーズチョイス。さらに連続バント成功で、ノーアウト満塁のチャンスを作ります。

すると続く3番・熊谷陽輝選手が打った強烈な打球が、浜松開誠館サード・大迫翔輔選手のグラブをはじき、この間にランナーが生還。同点に追いつきます。

しかし8回、浜松開誠館の深谷哲平選手、広崎投手に連続安打を許し、1アウト1、3塁のピンチとすると、4番・本多選手にライト前タイムリーヒットを打たれ、再びリードを許します。

それでもそのウラ、北海が反撃。1アウト2塁のチャンスで3年生・小保内貴堂選手がセンター前タイムリーヒットを放ち、試合を振り出しに戻しました。

さらに9回、北海の先頭・熊谷陽輝選手がレフト前ヒットで出塁すると、今北孝晟選手が一犠打でランナーは2塁へ進み、サヨナラのチャンスを作ります。

ここで続くバッター・関辰之助選手が値千金のレフト前ヒットを放ち、ランナーが生還。北海が浜松開誠館にサヨナラ勝ちで3回戦進出を果たしました。
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