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巨人・山崎伊織 ソフトバンク打線を6回1失点も今季初黒星「昔だったらもっと点を取られてもおかしくなかった」成長も実感

2024年5月29日 11:25
巨人・山崎伊織 ソフトバンク打線を6回1失点も今季初黒星「昔だったらもっと点を取られてもおかしくなかった」成長も実感
巨人の山崎伊織投手と阿部慎之助監督(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・パ交流戦 ソフトバンク2-0巨人(28日、東京ドーム)

巨人はソフトバンクに完封負けで交流戦は黒星スタート。山崎伊織投手は6回1失点で今季初黒星となりました。

この日は球団創設90周年を記念して『王貞治DAY』を開催。張本勲さんや原辰徳さんが試合前にセレモニーに登場し、山崎投手は先発マウンドへ。

立ち上がりから3つのアウトを全て三振を取るなど、4回まで無失点。5回に栗原陵矢選手にソロホームランを許しましたが、6回は満塁のピンチをしのぎ、直後の攻撃で代打を告げられました。

「先制点を許してしまったので、先制点を取られたのが全て」と悔やんだ右腕。12球団トップの得点数を誇る強力ソフトバンク打線には「いい打者が並んでいるので、気が抜けない打線でした」と振り返りながらも、「なんとか1点で終われたので、昔だったらもっと点を取られてもおかしくなかった」と成長も口にしました。

6回を投げ終えると阿部慎之助監督が山崎投手のもとへ。笑顔で肩をたたく姿がありました。「ごめん。やけど交代や。点取りに行くわ」と話した会話を明かし、6回は最大の得点機にベンチを乗り出し声援を送りましたが、得点は奪えませんでした。

試合前には始球式を務めた前監督の原辰徳さんとグータッチ。元指揮官の前で力投をみせましたが、「試合が負けちゃっているので、勝たないと意味がない」と反省を口にしました。

昨季は3年目で初めて2桁10勝を挙げた25歳右腕は、ここまで9試合に登板し、4勝1敗、防御率1.47の成績。今季初黒星となりましたが、4年目のシーズンも存在感をみせています。
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