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【ラグビー日本代表】サウマキ アマナキ 今回こそ日本代表のピッチに 全選手紹介#13

2023年9月6日 6:00
【ラグビー日本代表】サウマキ アマナキ 今回こそ日本代表のピッチに 全選手紹介#13
ラグビー日本代表のサウマキ アマナキ選手
9月8日に4年に一度の祭典、『ラグビーワールドカップ』が開幕します。

4年前の日本大会では、史上初のベスト8入り。さらに今大会は、「優勝」を目指しているラグビー日本代表

その代表メンバーを全員紹介します。今回はサウマキ アマナキ選手です。

■兄の背中を追って7750キロを越え代表入りへ

サウマキ アマナキ選手が生まれたのは、トンガの首都ヌクアロファのあるトンガタプ島から約300キロ離れたヴァヴァウ島。東京から直線で7750キロあまりの位置です。

五男四女の五男として育ったアマナキ選手は、父の勧めで11歳からラグビーを始めました。高校を卒業後、大東文化大学で活躍していた5歳違いの兄・ホアセ選手を追って、2016年に19歳で来日し、キヤノンイーグルス(当時)に加入。兄より1年早く、高卒で異例のプロ入りとなりました。

兄と同じバックスリーでプレーをしていましたが、なかなかトップリーグデビューを果たせませんでした。

2020年に沢木敬介監督の助言で、ウイング(WTB)からフォワード(FW)に転向すると頭角を現し、来日5年目の2021年にFWとしてトップリーグデビューを果たします。

2022年にはさらにポジションを上げ、ロック(LO)としてプレー。国内リーグワンでブレイクし、日本代表候補に選ばれますが、怪我の影響もあり代表キャップを得ることはできませんでした。

2022-2023シーズンはコベルコ神戸スティーラーズに移籍。リーグワン全11試合に出場し、存在感を見せました。

■器用さと激しいプレーでみせたい総合力

この夏、日本代表メンバーに招集されるも出場機会に恵まれず、W杯での出場機会を狙うサウマキ アマナキ選手。

WTBからFWに転向して開花したハードワーカーは、バックファイブで、どのポジションでもこなす器用さと、激しいボールキャリーなどの総合力で勝負します。

■家族のためにプレーする

来日から7年。料理好きで、好きな食べ物は寿司、でも納豆は苦手です。

座右の銘は「Go hard or go home(頑張るか、帰るか)」で、日本人の夫人との間に3人の子どもをもつパパです。

兄と故郷の家族を思って戦い始めた頃と同じく、今度は自分の家族のために、日の丸を背負って戦います。

◇サウマキ アマナキ選手
主なポジション:ロック
生年月日:1997年3月8日
所属チーム:コベルコ神戸スティーラーズ
身長:189センチ
体重:108キロ
出身地:トンガ
出身校:トゥポウ高校

◇日本代表のW杯スケジュール(日本時間)
9月10日 VSチリ
9月18日 VSイングランド
9月29日 VSサモア
10月8日 VSアルゼンチン