◇天皇杯　第49回日本車いすバスケットボール選手権大会決勝　神奈川VANGUARDS 47-44 埼玉ライオンズ(4日、東京体育館)

車いすバスケのクラブ日本一を決める天皇杯が4日に東京体育館で行われ、神奈川VANGUARDSが埼玉ライオンズを47-44で下し、連覇を飾りました。

序盤は埼玉が優位に進め、連覇を目指す神奈川は、前半を22-29とリードを許す展開。それでも、第4Q残り約6分のところで39-39と追いつきます。

その後も一進一退の展開が進む中で、神奈川は残り1分を切り、21年東京パラリンピック銀メダルメンバーである鳥海連志選手がシュートを決め、44-44とします。さらに鳥海選手からパスを受けた古澤拓也選手がシュートを決めて、残り約30秒のタイミングで46-44とついに逆転。その後もこのリードを守り切りました。

神奈川はクラブ史上初の連覇を達成。東京パラリンピック代表の赤石竜我選手が率いる埼玉は、悲願の初優勝へあと一歩届きませんでした。