花巻東・佐々木麟太郎2安打も準決勝敗退 盛岡中央23年ぶりの夏の甲子園へ王手 プロ注目・斎藤響介が力投
準決勝敗退となった花巻東の怪物2年生佐々木麟太郎選手(中央)
◇第104回全国高等学校野球選手権岩手大会 準決勝 盛岡中央3-2花巻東(23日、岩手県営野球場)
高校通算74本塁打の怪物2年生・佐々木麟太郎選手を擁する花巻東が接戦のすえ敗れ、準決勝敗退となりました。
3番ファーストでスタメン出場した佐々木選手は初回の第1打席。プロ注目の最速152キロ右腕、盛岡中央の先発・斎藤響介投手からライト前にヒットを打ち出塁します。
続く打者は四球を選び、花巻東が1アウト1塁、2塁と先制のチャンスを作りますが、5番・小澤修選手(3年)がレフトフライに打ち取られて得点ならず。
すると3回、花巻東の先発・工藤翔大投手(3年)が2本のタイムリーで2点を失い、序盤から追いかける展開となります。
それでも打線は4回に小澤選手がソロホームランで1点を返すと、5回には2番・渡辺陸選手(3年)がタイムリーを打ち、2-2の同点に。続く佐々木選手は詰まらせられながらも自慢のパワーでライト前に落ちるヒットを打ち、2アウト1塁、3塁と勝ち越しのチャンスを作ります。
しかし4番・田代旭選手(3年)の打席でダブルスチールを狙いますが、3塁ランナーが挟まれ、勝ち越せません。
すると7回。盛岡中央が1アウト2塁のチャンスの場面で、3番・三上拓夢選手(3年)が勝ち越しタイムリーを打つと、援護を受けた盛岡中央の先発・斎藤投手は試合終盤に入っても140キロ台後半のストレートを中心に、9回を147球の力投で強力・花巻東打線を圧倒。
花巻東は準決勝敗退となり、勝利した盛岡中央は23年ぶりの夏の甲子園をかけ、25日に一関学院と対戦します。
試合後、敗れた花巻東の佐々木洋監督は「正直、実感がわかないところなんですけども、素晴らしい選手たちで、いい子たちで最高のチームだったと思います。まだまだ彼らと長く試合をしたかった」と悔しさを口にしました。
そして勝利した盛岡中央の奥玉真大監督は「昨日の段階で今日の試合が大一番だろうと、全国的に注目されるだろうということは選手に話をしていました。こんな舞台で野球ができるということは本当に幸せなことなので、選手たちは一生懸命表現をしてくれた。OBや学校の方々、そして保護者の方々の思いを背中に受けながら、最高の試合をしたい」と、決勝へ向けてコメントしました。
高校通算74本塁打の怪物2年生・佐々木麟太郎選手を擁する花巻東が接戦のすえ敗れ、準決勝敗退となりました。
3番ファーストでスタメン出場した佐々木選手は初回の第1打席。プロ注目の最速152キロ右腕、盛岡中央の先発・斎藤響介投手からライト前にヒットを打ち出塁します。
続く打者は四球を選び、花巻東が1アウト1塁、2塁と先制のチャンスを作りますが、5番・小澤修選手(3年)がレフトフライに打ち取られて得点ならず。
すると3回、花巻東の先発・工藤翔大投手(3年)が2本のタイムリーで2点を失い、序盤から追いかける展開となります。
それでも打線は4回に小澤選手がソロホームランで1点を返すと、5回には2番・渡辺陸選手(3年)がタイムリーを打ち、2-2の同点に。続く佐々木選手は詰まらせられながらも自慢のパワーでライト前に落ちるヒットを打ち、2アウト1塁、3塁と勝ち越しのチャンスを作ります。
しかし4番・田代旭選手(3年)の打席でダブルスチールを狙いますが、3塁ランナーが挟まれ、勝ち越せません。
すると7回。盛岡中央が1アウト2塁のチャンスの場面で、3番・三上拓夢選手(3年)が勝ち越しタイムリーを打つと、援護を受けた盛岡中央の先発・斎藤投手は試合終盤に入っても140キロ台後半のストレートを中心に、9回を147球の力投で強力・花巻東打線を圧倒。
花巻東は準決勝敗退となり、勝利した盛岡中央は23年ぶりの夏の甲子園をかけ、25日に一関学院と対戦します。
試合後、敗れた花巻東の佐々木洋監督は「正直、実感がわかないところなんですけども、素晴らしい選手たちで、いい子たちで最高のチームだったと思います。まだまだ彼らと長く試合をしたかった」と悔しさを口にしました。
そして勝利した盛岡中央の奥玉真大監督は「昨日の段階で今日の試合が大一番だろうと、全国的に注目されるだろうということは選手に話をしていました。こんな舞台で野球ができるということは本当に幸せなことなので、選手たちは一生懸命表現をしてくれた。OBや学校の方々、そして保護者の方々の思いを背中に受けながら、最高の試合をしたい」と、決勝へ向けてコメントしました。