×

【バスケW杯】満身創痍の渡邊雄太 20得点と攻撃ひっぱるも「迷惑かけてしまった」

2023年8月26日 10:10
【バスケW杯】満身創痍の渡邊雄太 20得点と攻撃ひっぱるも「迷惑かけてしまった」
デイフェンスをする渡邊雄太選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 1次ラウンド ドイツ81-63日本(25日、沖縄アリーナ)

W杯初戦、日本の大黒柱・渡邊雄太選手が20得点と気を吐きましたが強豪ドイツに敗れました。

強化試合で右足首を捻挫し、十分に練習をつめなかった渡邊選手。10日ぶりの試合にスタメン出場します。試合序盤、渡邊選手が3ポイントで流れを作ろうと連続で打ちますが決められず。第1クオーターは7本中2本の成功にとどまります。

それでも、ゴール下でドイツのシュートを立て続けにブロック。流れを渡すまいと懸命のプレーを見せます。

前半は23点差つけられますが、「後半は勝つという思いでやった」という渡邊選手。外からのシュートが決まらないならばとペイントアタックで追いすがり、第4クオーターには馬場雄大選手からのパスでアリウープダンクを決めるなどチームを引っ張ります。後半のスコアだけをみれば32-28とドイツをリード。チームトップ20得点を決め意地を見せました。

試合後、「前半、特にぼくのシュートが決まらなくてチームに迷惑かけてしまった」と反省の弁を述べた渡邊選手。それでも、「初戦負けたのはしょうがないので、次のフィンランド戦に切り替えるだけです。勝つしかない。ゲームプランは悪くなかったので、3ポイントもいい形で打ててたので、あとはあれを決めきるだけです。(自信は)あります、頑張ります」と2日後のフィンランド戦への意気込みを見せました。