20歳のポーランド出身テニス選手 大会中ウクライナ国旗色のリボンをつけると明かす「戦争に反対するために立ち上がれる強さと勇気を持っていることに感謝」
ポーランドの女子テニス選手、イガ・シフィオンテク選手(20)が日本時間10日、インスタグラムを更新し、BNPパリバ・オープンで、ウクライナの国旗色で作ったリボンを身につけてプレーすることを明かしました。
「私は戦争に反対です。罪のない人が苦しむのにも反対です。ウクライナへの連帯を表明するために、ウクライナの国旗色で作ったリボンをつけて戦います。もしほかの選手もサポートを表明したいと思っていたら、リボンはたくさん作ったので、差し上げます」
こうつづったシフィオンテク選手は、女子シングルス世界ランク4位の選手で、今月7日から始まったBNPパリバ・オープンでは初戦をウクライナのアンヘリーナ・カリニーナ選手と対戦することが決まっています。
シフィオンテク選手は「アスリートとして、ポーランド人として、ウクライナの選手に連帯を表明したい。彼女たちがこの前に参加した大会での試合は難しかったと思うし、とても重要な意味を持ったと思います」と投稿。
さらに「私たちが大会に出てプレーすることは大事なことだと思います。プレーして勝てば、私たちの声は届けられる。プレーすれば、世界のメディアと話すことが出来る。私たちが話すことはファンにとって大切だし、大きな特権であり、責任です」とつづりました。
「私はスポーツに人と人をつないで欲しいと思っています。今日、スポーツは戦争に反対するために一緒に立ち上がる役目をになっています。私はいまここで戦争に反対するために立ち上がれる強さと勇気を持っていることに感謝しています」