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ウクライナ97歳のテニス選手「今は21世紀で、戦争なんかあっちゃいけない」ハリコフの自宅にとどまる決意

2022年3月8日 12:43
ウクライナ97歳のテニス選手「今は21世紀で、戦争なんかあっちゃいけない」ハリコフの自宅にとどまる決意
世界最年長テニス選手としてギネス世界記録を持つウクライナの97歳スタニスラフスキー氏(写真:ロイター/アフロ)

ウクライナ出身で世界最年長のテニス選手としてギネス世界記録を持つ97歳のレオニード・スタニスラフスキー氏がロシアの軍事侵攻について「戦争はやめよう。私はテニスがしたい」と話しました。

スタニスラフスキー氏は90歳以上のシングルスで世界ランク57位。

ITF(国際テニス連盟)のHPに掲載されたコメントでは「私は第二次世界大戦も生き抜いた。今回も生き抜くよ。でも、こんなことが再び起こるとは思ってもいなかった。プーチンが国境に兵を集めていると聞いたときも侵攻が起こるとは思ってもいなかった」と述べています。

「若者、女性、子どもが死んでいます。プーチンと世界の皆さん、戦争を止めてください。戦争に『ノー』と言ってください」

ロイター通信によると、スタニスラフスキー氏はウクライナのハリコフに住んでいて、国外退避などは考えていないということです。

「(2月)24日に軍事侵攻が始まってから、一歩も表に出ていない。食料はある。冷蔵庫いっぱいに。でも、この家から動くことはない。娘はポーランドに住んでいて、私に出て欲しいと言っている。でも、ここに残ると決めたんです」

「耳が悪いからね、(爆撃があっても)聞こえないから夜も眠れる」と冗談を交えながら話したスタニスラフスキー氏は、今月22日に98回目の誕生日を迎えます。

「いまは21世紀で、戦争なんかあっちゃいけない。戦争なんて終わって、テニスができるようになればいい。この戦争が終わるまで、私は家に(ウクライナに)残ります」