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「初先発ですごく緊張しました」ヤクルト・小澤怜史 5回3失点の粘投でプロ初勝利の権利獲得

2022年7月3日 21:33
「初先発ですごく緊張しました」ヤクルト・小澤怜史 5回3失点の粘投でプロ初勝利の権利獲得
プロ初先発・初勝利の権利を得たヤクルト・小澤怜史投手
プロ野球セ・リーグ ヤクルト-DeNA(3日、神宮球場)

ヤクルトの先発・小澤怜史投手が5回を投げ切り、プロ初勝利の権利を持って降板しました。

小澤投手は2020年にソフトバンクから戦力外通告を受けたあと、翌21年にヤクルトに育成選手として入団。そして先月26日に支配下登録されました。

プロ初先発となった小澤投手は初回、いきなり2アウト3塁のピンチを背負いますが、牧秀悟選手をショートゴロに打ち取り、ピンチを切り抜けます。

するとその裏、小澤投手をリードする中村悠平選手がホームランを放つなど、ヤクルトが5点を先制します。

援護を受けた小澤投手は直後の2回。ノーアウト満塁のピンチを迎えるも最少失点に抑えると、3回と4回には味方の好守備にも助けられ、4回まで1失点の投球をみせます。

そして勝利投手の権利がかかる5回。タイムリーヒットと犠牲フライで2点を失いますが、2アウト2塁の場面でソト選手を空振り三振に仕留め、ガッツポーズ。

このイニングで降板しましたが、プロ初先発で初勝利の権利を獲得しました。

小澤投手は降板後「初先発ですごく緊張しましたが、どんどんゾーンで勝負していこうとマウンドにあがりましたが、野手の方に援護点をとってもらい何とか5回まで投げることが出来ました」と語りました。
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