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「私にとってはいいサイン」 山本由伸5失点の乱調も ロバーツ監督が評価した修正能力

2024年3月7日 17:40
「私にとってはいいサイン」 山本由伸5失点の乱調も ロバーツ監督が評価した修正能力
山本由伸投手(左)ロバーツ監督(右)(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLBオープン戦 ドジャース12-9ホワイトソックス(日本時間7日、グレンデール)

MLB・ドジャースのロバーツ監督が日本時間7日、オープン戦2度目の先発登板を終えた山本由伸投手についてコメントしました。

山本投手は初回に2つの四球を許すなど制球が定まらず、3点を失う苦しい立ち上がりを見せます。2回は2者連続三振を奪い立て直したかと思われましたが、3回にも2失点。3イニングを投げ5失点、被安打6と課題を残した登板になりました。

ロバーツ監督は試合後、山本投手の投球について「彼は今日シャープではなかったです。相手も序盤アグレッシブに来ていました。彼のいつもの制球力もありませんでした」とコメント。それでも「彼が試合の中でアジャストしていたことは、私にとってはいいサインです。2回は初回よりも良く、3回は2回よりも良かったです」と、山本投手の試合中の修正能力を評価しました。

さらにロバーツ監督は「ランナーを背負って、ストレスのある状況でのピッチングもできました。彼にとって良い機会だったと思います」と前向きにとらえ、「これまでのようなクリーンな投球ではなかったですが、仕事はできたと思います」と山本投手の2度目の登板を振り返りました。