24日、ラグビー日本代表が翌日に控えた「リポビタンDチャレンジカップ2022」ウルグアイ戦に向けて、会場であるミクニワールドスタジアム北九州でキャプテンズランと呼ばれる前日練習を行いました。

報道陣に冒頭10分間のみ公開された練習では緊張感のある雰囲気の中、フォワード陣とバックス陣に分かれ、タックルの確認を行った後、全体で連携の確認を行いました。

15年、19年W杯で日本代表の主将を務め、現代表最多となる72キャップを誇るリーチマイケル選手は今月3日から始まった宮崎合宿を終えた現在のチームの状態について「かなりハードな合宿でけが人もでた。でも選手は自信を持って終われたので明日の試合いい形で入れると思います」と明日に向けて自信を見せました。

自身のコンディションについて「（合宿で）フルで練習もできて、GPSスタッツの数値も納得できたので、あとはピッチレベルでどれだけできるか。油断せずに自分のいいパフォーマンスをだしていきたい」と力強くコメント。

また、リーチ選手とルームメイトとして宮崎合宿を同じ部屋で過ごした、17年5月以来5年ぶりの代表戦となるスタンドオフの山沢拓也選手について「彼の良さは自分で行けちゃうプレー、蹴って、自分でボール取ってやれるプレーが多くて、まずは自分で自己表現できることが一番かなと思います。明日、僕もサポートできる。落ち着いてプレーできたらいい」と期待を寄せました。

その山沢選手は明日の試合に向け、「ちゃんと早く声掛けをして、どういうプレーをするかチームに明確にすることで、チーム全体が迷いなくプレーさせられるようにしたい。10番としてしっかりチームをリードしていきたいと思います。」と意気込みを語りました。

【6・7月 日本代表のスケジュール】
6月18日(土) ウルグアイ戦@秩父宮
6月25日(土) ウルグアイ戦@北九州
7月2日(土) フランス戦@豊田
7月9日(土) フランス戦@国立