◇プロ野球セ・リーグ 広島6-5阪神(15日、マツダスタジアム)

前日にリーグ優勝した阪神とのシーソーゲームを制した広島。新井貴浩監督は選手をたたえ、次の目標へ向けて意気込みました。

試合は3度リードを許しながらも、追いつき迎えた8回。新井貴浩監督の采配に選手が応えます。チャンスで松山竜平選手を送り、タイムリーで勝ち越しに成功しました。

指揮官は「もちろんスタメンもそうなんですけど、後から入っていく選手というのも各自自分の役割というのをこなしてくれるので、こちらもありがたいです」と選手をねぎらいます。

さらに3回、4回とチャンスにつなげるバッティングを披露し、3打数2安打の活躍を見せた20歳の田村俊介選手を絶賛。「田村もね初めてだと思うんですけどねいろいろな経験が。昨日もそうだったんですけど左のピッチャーをねあまり苦にしていないように見えますのでね、楽しみですね」と笑みがこぼれました。

前日には阪神の優勝が決定。それでも阪神の12連勝をチーム一丸で阻止しました。残り試合へ向けて新井監督は「もう残り試合あと10試合ですかね。最後の最後までね、いつも言っていますが、きょうみたいな全員野球でなんとか次の目標を達成できるように頑張りたいと思います」と力を込めました。