MLBのツインズ・前田健太投手は19日、日本テレビの番組「Going！Sports＆News」にインタビュー出演し、大谷翔平選手の得意球“スイーパー”の習得について語りました。

まず前田投手は大谷選手のスイーパーについて「めっちゃ曲がります」と断言。さらに「翔平のスライダーとかスイーパーが有効なのは、大きく曲がって下に落ちないから空振り取れるんですよ」といいます。

野手が苦戦する理由として「バットは先端が絶対下がるので、普通のスライダーだと捉えることができるんですけど、大きく真横に曲がると、バッターが予想している軌道ではない。基本的に変化球は落ちるものなんですけど、その落ちが少ない分、空振りが取れるというふうにされています」と、明かしました。

また「バットに当たったらアメリカではホームランになる確率が高いので、できるだけ当てさせないボールっていうのは、すごく有効なんじゃないかなと思います」と分析しました。

そして、スライダーを得意とする前田投手は「僕のはそこまで(変化が)大きくないので普通のスライダーなんですけど、今後スイーパーにチャレンジしていこうかな」と、“スイーパー”習得に意欲を見せました。

「意図して(変化が)大きいのを投げられるようにするのは必要なのかなと思う。今、実際に握りをちょっと変更して結構いい感覚で投げられている」と手応えを感じているそうで、「(スイーパーは)中指の外側で投げるんですよ。外側でボールの側面をガッて切る感じ」とボールの握りについても語りました。