×

第99回箱根駅伝 監督はこんな人(立教大・山梨学院大・専修大)

2023年1月1日 12:34
第99回箱根駅伝 監督はこんな人(立教大・山梨学院大・専修大)
左から立教大学・上野裕一郎監督、山梨学院大学・飯島理彰駅伝監督、専修大学・長谷川淳 監督
箱根駅伝は、走る選手たちはもちろんのこと、多彩な顔ぶれの指導者たちもその魅力のひとつ。それぞれの経験を生かし、情熱を持って指導にあたる監督たちのプロフィールをご紹介します。

■立教大学 上野裕一郎 監督(37歳)

佐久長聖高時代から全国でトップレベルの活躍を見せ、高3時の全国高校駅伝では、日本選手として史上初めて1区で28分台をマークしました。

トラックでも、1500mから10000mまでで活躍し、高校歴代上位の記録をマーク。10000mでは当時の日本選手高校最高記録を樹立しています。

中大では4年連続で箱根駅伝に出場。1年時は1区19位と苦戦しましたが、2年次以降は3区で好走。3年時には区間賞を獲得しています。

実業団のエスビー食品、ディー・エヌ・エーではトラックで活躍し、2009年日本選手権では1500m&5000mの2種目優勝。同年の世界選手権ベルリン大会には5000mで出場しました。

2018年12月に立教大監督に就任。現在は第一線を退いた(ことになっている)ものの、時間を見つけては走っており様々な大会に出場。

5000m13分台をコンスタントにマークし、11月26日の日体大長距離競技会では、実業団勢をも破り、13分39秒95で日本選手トップとなっています。そのスピードは、箱根駅伝の監督となった今も健在です。

■山梨学院大学 飯島理彰 駅伝監督(51歳)

山梨学院大OBで、箱根駅伝には4年連続で出場。4区を走った2年次(第68回大会)と主将を務めた4年次(第70回大会)には総合優勝を果たしています。

実業団のダイエー、富士通を経て、2000年4月に競技を退くと、母校・山梨学院大のコーチに就任。2019年2月に駅伝監督に就任しました。

監督1年目の予選会では17位に終わり、連続出場は途切れてしまいましたが、翌年度には再び本選に返り咲いています。

■専修大学 長谷川淳 監督(38歳)

専修大OBで、学生時代には箱根駅伝に3度出場。大学2年と3年では山上りの5区を担い、4年で1区区間4位と好走しています。

実業団のSUBARUではマラソンを中心に活躍。2015年に引退し、同年4月に母校・専修大のコーチに就任。翌2016年12月に監督に昇格しました。

なかなか予選会を突破できずにいた時期でしたが、前々回7年ぶりに本選復帰を果たすと、そこから3年連続で出場を決めました。