「少し時間がかかりましたが」オリックス高卒5年目・佐藤一磨 史上4人目の“育成出身”プロ初登板初先発初勝利
ウイニングボールをマチャド投手から渡される佐藤一磨投手(画像:日テレジータス)
◇プロ野球セ・パ交流戦 オリックス4-1巨人(9日、東京ドーム)
オリックスの育成出身、高卒5年目のサウスポー佐藤一磨投手がプロ初登板プロ初先発。5回73球を投げ、被安打1無失点の好投。先発投手では史上4人目となる育成契約からプロ初登板初勝利を飾りました。
ストレート、スライダー、フォークを駆使。2回には坂本勇人選手、長野久義選手らに、140キロ台後半のストレートを中心に三者凡退に抑えます。東京ドームには両親が観戦。息子の活躍に拍手でたたえる姿も見られました。
そして勝利投手の権利のかかる5回を三者凡退に打ち取り、この回で降板。ベンチに下がった後は、厚澤和幸投手コーチとガッチリ握手を交わしました。オリックスはリードを守り切り勝利。試合終了後、ハイタッチをした抑えのマチャド投手からウイニングボールを贈呈。佐藤投手は会釈をしながら、笑顔でボールを受け取りました。
オリックスの育成出身、高卒5年目のサウスポー佐藤一磨投手がプロ初登板プロ初先発。5回73球を投げ、被安打1無失点の好投。先発投手では史上4人目となる育成契約からプロ初登板初勝利を飾りました。
ストレート、スライダー、フォークを駆使。2回には坂本勇人選手、長野久義選手らに、140キロ台後半のストレートを中心に三者凡退に抑えます。東京ドームには両親が観戦。息子の活躍に拍手でたたえる姿も見られました。
そして勝利投手の権利のかかる5回を三者凡退に打ち取り、この回で降板。ベンチに下がった後は、厚澤和幸投手コーチとガッチリ握手を交わしました。オリックスはリードを守り切り勝利。試合終了後、ハイタッチをした抑えのマチャド投手からウイニングボールを贈呈。佐藤投手は会釈をしながら、笑顔でボールを受け取りました。
試合後には初のヒーローインタビュー。「前日からすごい緊張していた。(東京ドームは)小さい頃から見ているマウンドだったので、すごく楽しみに全力で準備をしました。1人1人必死で、全力で一球一球投げました。(オリックスファンからは)本当にすごい声援を送っていただいて、ものすごく力になりました。勝てて良かったです。応援ありがとうございます」と喜びのコメント。
神奈川県出身で横浜隼人高校からオリックスに入団した23歳。大事に手に持ったウイニングボールについては「家族が見にきているので、渡したいと思います。少し時間がかかってしまいましたが、関東で勝てていいところを見せられて良かったと思います」と話しました。
オリックスは前日の齋藤響介投手に続いて、2日連続で若手先発がプロ初勝利を挙げています。