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金メダル候補・モーグル堀島「楽しい五輪になりそう」極寒氷点下22℃の中、公式練習

2022年2月1日 20:51
金メダル候補・モーグル堀島「楽しい五輪になりそう」極寒氷点下22℃の中、公式練習
「楽しい五輪になりそう」と氷点下22℃の中、公式練習を行ったモーグル堀島選手
31日、金メダル獲得に期待のかかる男子モーグル堀島行真選手がインタビューに応じ、コースの感覚や五輪への意気込みを語りました。

氷点下22度と、まつ毛が凍るほどの寒さのなか練習場に登場した堀島選手は、スピードを落として3本、本番を想定した滑りを4本の計7本を滑走。その狙いについて堀島選手は、「慎重にコース選択をできればと思って滑りました。どのコースがミスなくいけるか、自分のフィーリングと(コースの)見た目とを合わせていました」と明かしました。

練習を終え「雪質は硬くて引っかかる感じなので、少しのミスでエッジにかかってしまう。ただ、いろいろな選手が滑ったコースを見ていると、(硬さのせいで)コースがえぐれたり、変わったりする雪質ではない。現時点では硬さはプラスに働いている」とコースの状態を分析。「急斜面のところもコントロールして滑ることができたので感覚は良い。会場の雰囲気も良いし、楽しい五輪になりそう」と手応えを口にしました。

前回の平昌五輪では11位と悔しい結果に終わった堀島選手。悲願の表彰台に向け、堀島選手が掲げるテーマは“楽しむ”ことです。

「予選、決勝あわせて、あと13本くらい(滑る)かなと思っている。その13本を楽しんで滑りきったらメダルにも手が届くと思う」4年に1度の大一番を楽しみ、前回大会の雪辱を果たします。