【女子ゴルフ】パリ代表レースは佳境で大変動 五輪圏内の争いは“0.09”ポイント差に3人 古江彩佳が日本人2番手に浮上
■五輪2枠目の争いは、わずか0.09ポイント差
パリ五輪の代表は男女それぞれ60選手。開催国枠を除き、59枠は6月24日付の世界ランキングに基づく五輪ランキングによって決まります。
上位15名までは自動的に出場枠を手にし(同国・地域で最大4名)、16位以下の選手は各国・地域2名を上限に、60名の枠を満たすまで出場権が与えられます。
6月10日付の世界ランキングでは8位の笹生優花選手が日本人トップ。次いで19位に古江彩佳選手、20位に畑岡奈紗選手、21位に山下美夢有選手が名を連ねています。
笹生選手は5月27日時点では30位と日本人4番手に付けていましたが、全米女子オープンで優勝し、一気に6位にジャンプアップ。日本人トップに躍り出ました。
一方、日本人トップだった畑岡奈紗選手は笹生選手にかわされると、現地6月7~9日から行われたショップライト・クラシックで2位タイに入ってポイントを稼いだ古江選手にも抜かれ、五輪代表圏外の日本人3番手に。
また現在日本人4番手の山下美夢有選手も、宮里藍サントリーレディスオープンで2位に入り、4位ランクアップ。世界ランク21位で古江選手、畑岡選手を猛追しています。
パリ五輪代表の2枠目の争いは0.09ポイント差となっており、残り2週間での変動も注目されます。
▽女子ゴルフ 世界ランキング(6月10日付)
8位 笹生優花(4.65)
19位 古江彩佳(3.40)
20位 畑岡奈紗(3.37)
21位 山下美夢有(3.31)